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C反応性タンパク(CRP)

2026年8月12日 22:43 / 雨崎ハーリィ に保存された版

炎症が起きたときに増えることがある血液中のタンパク質。炎症の有無や程度をみる補助指標だが、原因や場所を単独で特定する検査ではない。

概要

CRPは、炎症に反応して肝臓で作られるタンパク質です。炎症は、感染、けが、その他の病気などに対して組織を守り、修復を助ける反応ですが、長期間続く慢性炎症は健康な組織を傷つけることがあります。[1]

CRP検査で分かること

CRP検査では血液中のCRP濃度を測定し、体内にどの程度の炎症があるかを把握する手がかりにします。CRP高値は、細菌・ウイルス感染、炎症性腸疾患、自己免疫疾患、肺疾患などでみられることがあります。喫煙や環境中の有害物質への曝露も高値に関係することがあります。[1]

CRPは炎症の程度に応じて上昇・低下するため、感染や慢性炎症性疾患の経過、治療中の変化などを追う目的でも利用されます。[1]

結果の解釈

CRPが高いことは炎症がある可能性を示しますが、その原因や炎症が起きている場所を特定する検査ではありません。診断では、CRPの結果だけでなく、症状、病歴、ほかの検査結果と合わせて判断します。[1]

MedlinePlusでは、一般に健康な人のCRPは非常に低く、0.8〜1.0 mg/dL以下が健康的な量と考えられると説明しています。ただし、検査結果の意味は臨床状況と合わせて解釈する必要があります。[1]

hs-CRPとの違い

通常のCRP検査と高感度CRP(hs-CRP)検査はどちらもCRPを測定しますが、用途が異なります。hs-CRPはごく小さなCRP上昇を測定し、心疾患リスクの推定に用いられます。[1]

エビデンス・科学的評価

CRPは炎症の存在を示す非特異的な指標であり、診断名を決める単独検査ではない。介入研究ではバイオマーカーとして使われることもあるが、臨床的な症状や転帰とは区別して評価する。

安全性・注意点

CRPが高い・低いという数値だけでサプリメントや治療を開始・中止しない。感染症など急性の原因がある場合もあるため、症状と合わせた医療評価が必要である。