概要
β遮断薬は頻脈、高血圧、心筋梗塞、心不全、不整脈、冠動脈疾患などの循環器疾患を中心に、甲状腺機能亢進症、振戦、片頭痛予防、緑内障などにも使用される。[1]
作用・使用
β1選択性や内因性交感神経刺激作用などの性質は薬剤ごとに異なる。心臓へのβ1作用を遮断すると心拍数や心収縮力が低下し、血圧や心筋酸素需要を減らす方向に働く。[1]
選択性
β遮断薬にはβ1受容体を比較的選択的に遮断する薬と、β1・β2の両方へ作用する非選択的薬がある。喘息や末梢循環などへの影響は薬剤の選択性によって異なる。[1]
主な副作用
徐脈、低血圧、疲労、めまいなどがみられることがある。非選択的β遮断薬は気管支収縮を起こし得るため、喘息などでは薬剤選択に注意する。[1]
急な中止
長期使用中のβ遮断薬を急に中止すると、頻脈や血圧上昇、狭心症の悪化などが起こる可能性があるため、変更や中止は医療者の管理下で行う。[1]