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前立腺肥大症(BPH)

2026年8月13日 14:26 / 雨崎ハーリィ に保存された版

前立腺肥大症(BPH)は、前立腺ががんによらず正常より大きくなる状態である。前立腺が尿道を圧迫すると、尿を出しにくい、尿線が弱い、頻尿などの下部尿路症状が起こる。[1]

概要

前立腺は膀胱の下にあり、尿道の起始部を囲む。BPHは年齢とともに増え、50歳を超える男性で一般的な前立腺疾患である。[1]

症状

排尿開始困難、尿線の弱さや途切れ、排尿後の滴下、夜間頻尿、尿意切迫、頻尿などがみられる。前立腺の大きさと症状の強さは必ずしも一致しない。[1]

診断

病歴と身体診察に加え、直腸診、尿検査、PSA検査、尿流動態検査、膀胱鏡、経直腸超音波などが状況に応じて用いられる。症状が前立腺がん、尿路感染症、膀胱疾患などによるものでないかも評価する。[1]

治療

症状が軽く生活への影響が小さい場合には経過観察が選択される。薬物療法にはα遮断薬、5α還元酵素阻害薬、PDE5阻害薬などがあり、症状や合併症に応じて低侵襲治療や手術も用いられる。[1]

エビデンス・科学的評価

BPHの治療は前立腺の大きさだけではなく、症状の強さ、生活の質への影響、尿閉などの合併症を踏まえて選択する。薬物療法や低侵襲治療、手術など複数の選択肢がある。[1]

安全性・注意点

全く尿が出ない、発熱・悪寒を伴う強い頻尿や尿意、血尿、強い下腹部・尿路痛などは速やかな医療評価が必要となる。BPH手術では一時的な尿失禁、感染、尿道狭窄、勃起障害、逆行性射精などの合併症が起こることがある。[1]