概要
ACE阻害薬は高血圧、心不全、心筋梗塞後、糖尿病性腎症や蛋白尿を伴う腎疾患などで用いられる。アンジオテンシンIからアンジオテンシンIIへの変換を抑え、ナトリウム排泄を促し、前負荷・後負荷を低下させる。[1]
作用・使用
ACEはブラジキニンの分解にも関与するため、ACE阻害によりその作用が増強する。治療中は血圧だけでなく腎機能と電解質、とくにカリウムの確認が重要である。[1]
作用機序と副作用
ACE阻害薬はアンジオテンシンIからアンジオテンシンIIへの変換を抑え、血管収縮やアルドステロン作用を弱める。高血圧や心不全などで用いられる一方、空咳、高カリウム血症、腎機能悪化、まれに血管浮腫などに注意が必要である。[1]
妊娠中は胎児への有害作用があるため使用を避ける。開始・増量後には血圧、腎機能、カリウム値などを確認し、安全性を評価する。[1]