ACE阻害薬

最終更新:2026年8月15日

ACE阻害薬は、アンジオテンシン変換酵素を阻害してアンジオテンシンIIの産生を減らし、血圧や心血管・腎臓への負荷を調整する薬剤群である。[1]

概要

ACE阻害薬は高血圧心不全心筋梗塞後、糖尿病性腎症蛋白尿を伴う腎疾患などで用いられる。アンジオテンシンIからアンジオテンシンIIへの変換を抑え、ナトリウム排泄を促し、前負荷・後負荷を低下させる。[1]

作用・使用

ACEはブラジキニンの分解にも関与するため、ACE阻害によりその作用が増強する。治療中は血圧だけでなく腎機能と電解質、とくにカリウムの確認が重要である。[1]

エビデンス・科学的評価

心不全や心筋梗塞後などで、ACE阻害薬が死亡率や心不全進行を低下させることを示した無作為化試験が報告されている。[1]

安全性・注意点

乾性咳嗽、低血圧、高カリウム血症、腎機能悪化、血管浮腫などが起こり得る。妊娠中は投与すべきではなく、ACE阻害薬関連血管浮腫の既往がある場合も禁忌である。[1]

参考文献・参考情報

  1. NCBI Bookshelf: Angiotensin-Converting Enzyme Inhibitors (ACEI) ↩本文

カテゴリ:基礎概念 / 薬理

タグ:ACE阻害薬 / RAAS / 降圧薬

知識マップ

関連する項目をタップして、医学知識のつながりをたどれます。

いま見ている項目 ACE阻害薬 ACE阻害薬は、アンジオテンシン変換酵素を阻害してアンジオテンシンIIの産生を減らし、血圧や心血管・腎臓への負荷を調整する薬剤群である。 基礎概念・薬理 この記事を読む →

周囲の項目を押すと、その項目を中心にマップが切り替わります。

関連項目