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絶対リスク

2026年8月13日 05:27 / 雨崎ハーリィ に保存された版

絶対リスクは、ある集団で特定の望ましくない結果が起こる確率そのものを表す考え方である。治療効果を考える際には、治療群と対照群の絶対リスクの差である絶対リスク減少も重要となる。[2]

概要

医療研究でいうリスクは、ある望ましくない結果が起こる確率を指す。絶対リスクはその確率そのものを示し、治療群と対照群の発生率を直接比較する際の基礎となる。[2]

絶対リスク減少

絶対リスク減少(ARR)は、対照群のリスクから治療群のリスクを引いた差であり、リスク差とも呼ばれる。資料の例では、対照群20%、治療群12%の場合、ARRは8%となる。[2]

治療必要数との関係

ARRからは、1人の望ましくない結果を防ぐために何人を治療する必要があるかを示す治療必要数(NNT)を求められる。ARRが8%なら、100人の治療で8人が利益を受ける計算となり、NNTは約13となる。[2]

解釈上の注意点

相対的な指標だけを見ると効果が大きく感じられる場合がある。絶対的な利益はもともとの発症リスクによって変わるため、相対リスクと絶対リスクの両方を確認することが重要となる。[2]

エビデンス・科学的評価

絶対リスク減少は対照群と治療群の発生率の差であり、治療によって実際に何人程度が利益を受けるかを把握するのに役立つ。[2]