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子宮脱

2026年8月13日 10:37 / 雨崎ハーリィ に保存された版

子宮脱は、子宮を骨盤内で支える筋肉や靱帯などが弱くなり、子宮が下がって腟内または腟口へ突出する状態である。[1]

原因

経腟分娩、加齢、閉経後のエストロゲン低下、肥満、慢性咳嗽、便秘によるいきみ、長期間の重量物挙上など、骨盤底へ負担をかける要因が関係する。[1]

症状

骨盤や腟の圧迫感・重さ、性交時の問題、尿漏れや尿意切迫、腰痛、腟口からの子宮・子宮頸部の突出、便秘などがみられることがある。[1]

診断

骨盤診察を行い、いきんだときに子宮頸部がどの程度下降するかを確認する。膀胱瘤や直腸瘤など他の骨盤臓器脱を伴う場合もある。[1]

治療

症状がなければ治療を必要としない場合がある。体重調整、重い物を持つことやいきみの回避、慢性咳嗽の治療などに加え、腟内に装着するペッサリーが用いられる。症状が強く、手術の利益がリスクを上回る場合には支持組織を修復する手術などが検討される。[1]

エビデンス・科学的評価

軽症では治療を必要としない場合があり、症状がある場合には生活調整、ペッサリー、手術などを重症度や将来の妊娠希望に応じて選択する。[1]

安全性・注意点

ペッサリーは定期的な清掃や管理が必要で、悪臭のある帯下、腟粘膜の刺激、潰瘍などを生じる場合がある。重症の子宮脱では子宮頸部や腟壁の潰瘍・感染、尿路症状などが起こり得る。[1]