概要
主に精巣のライディッヒ細胞で産生され、視床下部・下垂体・性腺軸によって調節される。標的組織ではそのまま作用するほか、ジヒドロテストステロンやエストラジオールへ変換されて作用する場合もある。[1]
作用・特徴
胎児期の男性化、思春期の二次性徴、成人の筋・骨、生殖機能などに関与する。医療では明確なテストステロン欠乏に対して補充療法が検討される。[1]
分泌の調節
視床下部のGnRHが下垂体からLHとFSHの分泌を促し、LHは精巣のライディッヒ細胞に作用してテストステロン産生を促す。テストステロンは視床下部・下垂体系へ負のフィードバックをかける。[1]
他のホルモンへの変換
テストステロンは標的組織で5α還元酵素によりジヒドロテストステロンへ、アロマターゼによりエストラジオールへ変換されることがあり、作用の一部はこれらの代謝物を介して現れる。[1]