痛みを伴う甲状腺炎
亜急性甲状腺炎は、ド・ケルバン甲状腺炎、亜急性肉芽腫性甲状腺炎とも呼ばれる。頸部の痛みや圧痛が中心で、痛みは顎、胸、喉へ広がり、嚥下や咳、頭の動きで悪化することがある。[1]
甲状腺機能の経過
炎症で甲状腺濾胞が傷つくと、蓄えられていた甲状腺ホルモンが放出されて一時的に機能亢進となる。その後、正常化と一時的な機能低下を経て、ホルモン産生が回復する経過をとることが多い。[1]
一時的な甲状腺機能変化
亜急性甲状腺炎では痛みを伴う甲状腺炎症によって、蓄えられていた甲状腺ホルモンが血中へ放出され、一時的な甲状腺機能亢進を示すことがある。その後、一過性の機能低下期を経て、多くは正常機能へ回復する。[1]
発熱や前頸部痛、甲状腺圧痛を伴い、炎症反応が高くなることがある。疼痛にはNSAIDsなどが用いられ、強い症状では副腎皮質ステロイドが検討される。[1]