概要
嗅覚障害では、においを識別する、区別する、弱いにおいを検出するなどの能力が低下する。資料では、嗅覚系の神経可塑性に基づき、特定のにおいに日々さらす嗅覚訓練が治療として検討されている。[1]
嗅覚訓練
13件の研究を対象としたメタ解析では、嗅覚訓練は嗅覚識別、弁別、TDIスコアに大きな効果を示し、嗅覚閾値にも小から中等度の効果を示したと報告されている。効果の出方は、嗅覚障害の原因や訓練期間によって異なる可能性がある。[1]
位置づけ
嗅覚訓練後の回復機序はさらに研究が必要であるが、嗅覚訓練は既存の嗅覚治療法に加える、または代替となる方法として考慮されるべきと結論づけられている。[1]