概要
BPHに伴う下部尿路症状のほか、慢性前立腺炎・慢性骨盤痛症候群や男性型脱毛などを目的に使用されることがある。[1]
BPHでの研究
2023年の27研究をまとめたレビューでは、ノコギリヤシを単独で使用してもBPH症状にほとんど、または全く利益がないとされた。標準量と通常量の3倍まで増量したNIH支援試験でも症状改善は示されなかった。[1]
2026年8月13日 09:41 / 雨崎ハーリィ に保存された版
ノコギリヤシ(Serenoa repens)は、北米南東部などに自生する小型のヤシで、果実が前立腺肥大症(BPH)に伴う排尿症状などを目的とした栄養補助食品に用いられる。[1]
BPHに伴う下部尿路症状のほか、慢性前立腺炎・慢性骨盤痛症候群や男性型脱毛などを目的に使用されることがある。[1]
2023年の27研究をまとめたレビューでは、ノコギリヤシを単独で使用してもBPH症状にほとんど、または全く利益がないとされた。標準量と通常量の3倍まで増量したNIH支援試験でも症状改善は示されなかった。[1]
BPHに対するノコギリヤシ単独使用は、多数の研究から有効性が乏しいと評価されている。慢性前立腺炎・慢性骨盤痛症候群や男性型脱毛についても、効果を確定できる根拠は不足している。[1]
研究では最長3年まで比較的良好に忍容され、消化器症状、めまい、頭痛などの副作用は概ね軽度でまれとされる。妊娠・授乳中は安全でない可能性がある。[1]