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サルコペニア

2026年8月13日 14:20 / 雨崎ハーリィ に保存された版

サルコペニアは、主に加齢に伴って筋力、筋肉量または筋肉の質、身体機能が低下する筋骨格系の状態である。日常生活の機能低下、転倒、骨折などと関連する。[2]

概要

サルコペニアは、進行する筋肉量と筋力の低下を特徴とする。評価では筋力、筋肉量または筋肉の質、身体機能という複数の要素を組み合わせる。高齢者や活動量が少ない人、筋骨格系や身体活動に影響する慢性疾患を持つ人でみられやすい。[2]

評価

スクリーニングには、筋力、歩行、椅子からの立ち上がり、階段昇降、転倒を質問するSARC-Fなどが用いられる。筋力は握力や椅子立ち上がり試験、筋肉量はDXA、BIA、CT、MRIなどで評価される。身体機能には歩行速度やShort Physical Performance Batteryなどが用いられる。[2]

関連要因

加齢、身体活動の低下、栄養不足、肥満、インスリン抵抗性などが関係し、COPD、心不全、慢性腎臓病、糖尿病、がんなどの慢性疾患にも伴うことがある。[2]

管理

身体活動、とくにレジスタンストレーニングは筋力と筋量の維持・改善に用いられる。十分なたんぱく質摂取など栄養の最適化も管理の一部となり、運動と栄養を組み合わせる方法が重要とされる。[2]

関連項目

フレイル筋力インスリン抵抗性を参照。

エビデンス・科学的評価

サルコペニアは高齢者の転倒・骨折リスク上昇や、さまざまな疾患・手術における不良な転帰と関連している。取得資料では、運動、とくにレジスタンストレーニングと栄養介入が予防・管理の中心として整理されている。[2]

安全性・注意点

サルコペニアはフレイル、低栄養、悪液質などと重なる部分があるが同一ではない。握力低下など単一の所見だけで判断せず、筋力、筋量、身体機能と背景疾患を組み合わせて評価する必要がある。[2]