概要
サルコペニアは、進行する筋肉量と筋力の低下を特徴とする。評価では筋力、筋肉量または筋肉の質、身体機能という複数の要素を組み合わせる。高齢者や活動量が少ない人、筋骨格系や身体活動に影響する慢性疾患を持つ人でみられやすい。[2]
評価
スクリーニングには、筋力、歩行、椅子からの立ち上がり、階段昇降、転倒を質問するSARC-Fなどが用いられる。筋力は握力や椅子立ち上がり試験、筋肉量はDXA、BIA、CT、MRIなどで評価される。身体機能には歩行速度やShort Physical Performance Batteryなどが用いられる。[2]
関連要因
加齢、身体活動の低下、栄養不足、肥満、インスリン抵抗性などが関係し、COPD、心不全、慢性腎臓病、糖尿病、がんなどの慢性疾患にも伴うことがある。[2]
管理
身体活動、とくにレジスタンストレーニングは筋力と筋量の維持・改善に用いられる。十分なたんぱく質摂取など栄養の最適化も管理の一部となり、運動と栄養を組み合わせる方法が重要とされる。[2]