概要
SAMeはS-adenosyl-L-methionineの略称で、SAM-e、ademetionineなどとも呼ばれる。生体内でつくられ、細胞の重要な機能の調節に関わる物質である。[1]
主な研究対象
SAMeは主に、うつ病、変形性関節症、肝疾患について研究されてきた。これらの用途で有用である可能性を示す研究はあるが、NCCIHは全体として結論を出すには証拠が不十分としている。[1]
うつ病については多数の研究があるものの、小規模・短期間の試験や注射製剤を用いた研究が含まれ、経口SAMeの有効性について確かな結論は得られていない。2021年のNCCIH資料でも、うつ病治療としてSAMeを支持する十分な高品質エビデンスはないとされている。[1][2]
利用上の特徴
SAMeの研究では経口製剤と注射製剤の両方が使われており、注射で得られた結果が栄養補助食品として摂取する経口製剤にそのまま当てはまるとは限らない。[1]