← 編集履歴へ戻る

腱板損傷

2026年8月13日 14:23 / 雨崎ハーリィ に保存された版

腱板損傷は、肩関節を安定させる筋肉と腱の集まりである腱板に、炎症や断裂などの障害が起こる状態である。加齢や頭上動作の反復、外傷などが関係する。[1]

種類

腱板障害には、腱が刺激され腫れる腱炎、腱板と骨の間にある滑液包が腫れる滑液包炎、腱が部分的または完全に切れる腱板断裂などが含まれる。[1]

原因・リスク

多くは同じ腕の動作を繰り返すことで起こる摩耗性の障害で、特に頭上動作が多いスポーツや仕事でリスクが高い。転倒や重い物を持ち上げた際に急に断裂することもある。40歳以降で増え、加齢とともに頻度が高くなる。[1]

症状

肩や上腕の痛みが主で、患側を下にして寝る、腕を上げ下げする、背中へ手を回すなどの動作で悪化することがある。断裂では腕の筋力低下やクリック音、ポッピング感を伴うことがある。[1]

診断・治療

診断では肩の可動域と筋力を調べ、必要に応じてX線、超音波、MRIを行う。治療には安静、冷却、鎮痛薬、理学療法、ステロイド注射などがあり、改善しない場合や大きな断裂では手術が検討される。[1]

関連項目

ばね指(弾発指)腱炎滑液包炎を参照。

エビデンス・科学的評価

参考文献では、腱板損傷は保存的治療で改善する例が多いが、症状が6〜12か月続く場合や大きな断裂などでは手術が選択肢となる。[1]

安全性・注意点

急な肩の外傷後に腕の力が入らない場合は、早めに医療機関で評価を受ける必要がある。[1]