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RSV感染症

2026年8月13日 11:25 / 雨崎ハーリィ に保存された版

RSV感染症は、RSウイルス(RSV)による呼吸器感染症である。多くはかぜに似た軽い症状で経過するが、乳児、高齢者、重い基礎疾患がある人などでは細気管支炎や肺炎などの重い感染症になることがある。[1]

感染と広がり

RSVは、咳やくしゃみによる飛沫、感染者との直接接触、ウイルスが付いた物や表面に触れた手で口・鼻・目に触れることなどで広がる。感染者は通常3〜8日ほど感染性を持つが、乳児や免疫機能が弱い人ではより長くウイルスを広げることがある。[1]

症状

症状は感染後およそ4〜6日で始まり、鼻水、食欲低下、咳、くしゃみ、発熱、喘鳴などがみられる。乳児では不機嫌、活動性の低下、呼吸困難だけが目立つこともあり、重症化すると細気管支炎や肺炎を起こすことがある。[1]

検査

診断では症状や病歴、身体診察をもとにし、重症例では鼻汁などの呼吸器検体を用いたRSV検査が行われることがある。合併症の評価には胸部X線や血液・尿検査などが用いられることがある。[1]

治療と予防

RSV感染症に特異的な治療はなく、多くは1〜2週間で自然に改善する。重症例では入院し、酸素投与や呼吸補助が必要になることがある。手洗い、咳やくしゃみを覆うこと、よく触れる表面の清掃などが感染拡大の予防に役立ち、対象者にはワクチンや予防薬が用いられる。[1]

エビデンス・科学的評価

RSVは幅広い年齢で感染するが、乳児、高齢者、心肺の慢性疾患がある人、免疫機能が弱い人では重症化のリスクが高い。[1]

安全性・注意点

呼吸が苦しい、活動性が著しく低いなど重い症状がある場合には、重症RSV感染症の可能性がある。重症例では酸素投与や人工呼吸を含む入院治療が必要になることがある。[1]