概要
qSOFAは、感染が疑われる患者で敗血症のリスクを検討するために、Sepsis-3の臨床基準評価の中で導出された簡易モデルである。資料では、敗血症を感染に対する調節不能な宿主反応による生命を脅かす臓器障害と定義したうえで、複数の臨床基準の妥当性が評価されている。[1]
評価項目
qSOFAは0〜3点のスコアであり、収縮期血圧100 mmHg以下、呼吸数22回/分以上、意識変容のそれぞれに1点を割り当てる。資料では、SOFA、SIRS、LODS、qSOFAの予測妥当性が比較された。[1]
利用の位置づけ
ICU内ではSOFAの予測妥当性がqSOFAやSIRSより高い一方、ICU外の感染疑い患者ではqSOFAがSOFAやSIRSより院内死亡の予測妥当性に優れると報告されている。qSOFAは、敗血症の可能性を考えるきっかけとして位置づけられる。[1]