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乾癬性関節炎

2026年8月13日 10:16 / 雨崎ハーリィ に保存された版

乾癬性関節炎は、乾癬に伴って起こることが多い炎症性関節炎で、関節の痛み、こわばり、腫れを生じる。皮膚症状と関節症状は同時に始まるとは限らない。[1][2]

症状

少数の関節だけが軽く腫れる場合から、多数の関節や脊椎が障害される重症例まで幅がある。手足の末端関節、仙腸関節や脊椎、腱付着部などに炎症が起こることがあり、皮膚や爪の乾癬、眼の炎症を伴う場合もある。[1][2]

原因

原因は明確には分かっていないが、遺伝、免疫系、環境要因が関与すると考えられている。乾癬が関節炎より先に現れることが多いが、関節炎が先行する例もある。[2]

診断

診断では関節腫脹や圧痛、皮膚・爪の乾癬を確認し、X線などの画像検査を用いる。乾癬性関節炎に特異的な血液検査はなく、関節リウマチなど他の関節炎を区別する検査が行われることがある。[2]

治療

NSAIDs、疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)、生物学的製剤、JAK阻害薬などが重症度に応じて用いられる。少数関節の強い炎症には注射治療が行われる場合があり、まれに損傷した関節の手術が必要となる。[1][2]

エビデンス・科学的評価

早期治療は痛みを軽減し、関節損傷を防ぐために重要となる。NSAIDsで不十分な場合にはDMARDsや生物学的製剤など、炎症そのものを抑える治療が用いられる。[2]

安全性・注意点

乾癬性関節炎は初期から関節損傷が進む場合がある。経口コルチコステロイドは乾癬を悪化させたり他の薬の作用に影響したりする可能性があるため、一般に慎重に扱われる。眼の炎症がある場合には眼科評価も必要となる。[2]