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骨盤内炎症性疾患(PID)

2026年8月13日 14:23 / 雨崎ハーリィ に保存された版

骨盤内炎症性疾患(PID)は、子宮、卵巣など女性生殖器に起こる感染症である。瘢痕を残し、不妊、子宮外妊娠、慢性骨盤痛などにつながることがある。[1]

原因

さまざまな細菌が原因となるが、クラミジアや淋菌などの性感染症が代表的である。[1]

症状

無症状または軽症のこともある。下腹部痛が最も一般的で、発熱、悪臭のある帯下、不正出血、性交時痛・出血、排尿痛などを伴うことがある。[1]

検査

PIDだけを確定する単一の検査はなく、病歴・性行動歴、症状、骨盤診察、血液・尿・画像検査などを組み合わせて評価する。[1]

治療

抗菌薬で治療し、症状が改善しても処方された薬を最後まで服用する。最近の性的パートナーも検査・治療が必要になることがあり、治療終了までは性交を避ける。重症例や膿瘍、妊娠中などでは入院や手術が必要になることがある。[1]

エビデンス・科学的評価

参考文献では、PIDを複数の所見から診断する感染症とし、早期の抗菌薬治療が不妊などの合併症リスクを下げるうえで重要としている。[1]

安全性・注意点

治療が遅れるほど不妊リスクが高まるとされ、膿瘍が未治療の場合は生命を脅かす感染へ進む可能性がある。症状がある場合や性感染症への曝露が疑われる場合は早期の受診が重要である。[1]