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心筋炎

2026年8月13日 11:25 / 雨崎ハーリィ に保存された版

心筋炎は、心臓の筋肉である心筋に炎症が起こる病気である。感染が原因となることが多く、炎症によって心筋が腫れたり弱くなったりし、心臓の働きに影響することがある。[1]

原因と仕組み

ウイルス感染が原因となる例が多く、SARS-CoV-2、インフルエンザウイルス、コクサッキーウイルスなどが挙げられる。細菌、真菌、寄生虫による感染のほか、一部の薬剤、重金属などの化学物質、放射線、自己免疫疾患が原因になることもあり、原因を特定できない場合もある。[1]

症状

症状がないこともある。症状が出る場合は、胸痛、疲労、発熱、息切れ、速い脈、脚のむくみなどがみられ、感染症に似た症状を伴うこともある。失神や尿量の低下がみられる場合もある。[1]

検査

心筋炎は他の心肺疾患や重いかぜに似るため診断が難しいことがある。胸部X線、心電図、心エコー、心臓MRIなどが用いられ、心筋生検は診断を確認する最も正確な方法とされるが、常に必要とは限らず、採取部位によっては異常を捉えられないこともある。[1]

治療

治療は原因や心臓の状態に応じて行われ、細菌感染に対する抗菌薬、炎症を抑える薬、余分な水分を減らす利尿薬などが用いられることがある。心不全や不整脈がある場合には、それぞれに対する治療が必要になる。[1]

エビデンス・科学的評価

心筋炎の経過は原因や全身状態によって異なり、完全に回復する人がいる一方で、心不全が残る場合もある。合併症として心筋症、心不全、不整脈、心膜炎などが挙げられる。[1]

安全性・注意点

最近の感染後に胸痛や息切れなど心筋炎を疑う症状がある場合には医療機関での評価が必要である。症状が重い場合や、診断済みで胸痛・むくみ・呼吸困難が悪化した場合は速やかな医療対応が必要である。[1]