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感染性心内膜炎

2026年8月13日 10:55 / 雨崎ハーリィ に保存された版

感染性心内膜炎は、心臓の内側を覆う心内膜や心臓弁に細菌や真菌などが感染して炎症を起こす、まれだが生命を脅かす疾患である。[1][2]

原因とリスク

口腔、皮膚などの微生物が血流に入り、心臓の異常な組織や人工弁などに付着して感染を起こす。心臓弁疾患、先天性心疾患、人工弁、ペースメーカー、長期中心静脈ライン、注射薬物使用、既往歴などでリスクが高い。[1][2]

症状

発熱、悪寒、寝汗、倦怠感、筋・関節痛、息切れ、新しいまたは悪化した心雑音などがみられる。皮膚や爪に特徴的な出血斑や結節が現れる場合もある。[1][2]

診断

血液培養で原因菌・真菌を調べ、血算や炎症反応、心エコーで心臓弁や感染所見を評価する。[1][2]

治療

細菌性では通常、入院して静脈内抗菌薬を開始し、数週間継続する。真菌性では抗真菌薬を用い、弁や心組織の損傷が強い場合は手術で修復・置換することがある。[1][2]

エビデンス・科学的評価

感染性心内膜炎は早期治療が重要で、原因微生物に合わせた長期の抗菌薬・抗真菌薬治療と、必要に応じた弁手術を行う。[1][2]

安全性・注意点

感染塊が血流に乗って脳、肺、腎臓、脾臓などへ飛ぶと、脳卒中や臓器感染を起こす。心不全や敗血症につながることもある。高リスク者では歯科衛生が重要で、一部では処置前抗菌薬が推奨される。[1][2]