症状
歩行障害が最も早く現れ、治療に反応しやすい症状であることが多い。認知機能低下と尿意切迫・尿失禁を合わせた三徴が知られるが、全てがそろうとは限らない。[1]
診断
症状だけでは他の神経変性疾患と重なるため不十分で、神経画像所見と脳脊髄液排出試験への反応を組み合わせて評価する。腰椎穿刺の圧が一度正常でも診断を除外できない。[1]
治療可能性
シャントへの反応が診断を裏づけ、適切に選ばれた患者では改善し得る。歩行と認知の構造化評価、画像、排液試験が候補選択に用いられる。[1]
症状の組み合わせ
特発性正常圧水頭症では歩行障害、認知機能低下、尿失禁が代表的な症状の組み合わせで、歩行障害が早期から目立つことが多い。画像で脳室拡大を確認し、髄液排除試験などを組み合わせてシャント術で改善する可能性を評価する。[1]