原因・リスク
高温多湿の環境に長くいることや、暑い環境での運動・屋外作業によって起こる。高齢者、幼児、病気のある人、肥満のある人ではリスクが高く、一部の薬剤や飲酒も危険を高める。[1]
主な病型
熱疲労では大量の発汗、速い呼吸、速く弱い脈などがみられ、治療しないと熱射病へ進むことがある。熱射病では体温が短時間で41℃を超えることがあり、めまい、吐き気、混乱、強い脈などを伴う。[1]
その他の症状
運動中の筋肉痛やけいれんとして熱けいれんが起こることがあり、大量の発汗によって皮膚に熱疹が生じることもある。[1]
予防
十分な水分をとって脱水を防ぎ、失われた塩分やミネラルを補い、高温環境にいる時間を短くすることが予防につながる。[1]
重症度
熱関連疾患には熱けいれん、熱疲労、熱射病などがあり、熱射病では体温上昇に加えて意識障害など中枢神経症状を伴う。熱射病は臓器障害や死亡につながる救急疾患であり、迅速な冷却と救急対応が必要となる。[1]