概要
フレイルでは、比較的小さなストレスでも機能低下、依存度の上昇、入院などにつながりやすくなる。身体面だけでなく心理・社会的な要素を含む多面的な状態として捉えられる。[1][2]
評価の考え方
フレイルの評価法は一つではない。代表的な方法には、体重減少、筋力低下、疲労感、歩行速度低下、身体活動低下をみるPhysical Frailty Phenotypeや、多数の健康上の欠損を積み上げて評価するFrailty Indexなどがある。[1]
Clinical Frailty Scale
Clinical Frailty Scale(CFS)は、活動性、機能、自立度などを踏まえてフレイルの程度を段階的に評価する尺度である。高齢者のフレイルを数量化する方法の一つとして用いられる。[2]
臨床的な意味
フレイルは、転倒、せん妄、施設入所、死亡などの不良な転帰と関連する。サルコペニアと重なることが多いが、フレイルは筋骨格系だけでなくより広い機能低下を含む概念である。[1][2]