概要
線維筋痛症は長期間続く疾患で、全身の痛みと圧痛に加え、疲労や睡眠の問題などを起こす。どの年齢でも起こり得るが、中年期に始まることが多く、女性で多い。[1]
原因と関連要因
原因は完全には解明されていない。患者では痛みに対する感受性が高まっており、家族内でみられることもある。関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、変形性関節症、不安・抑うつ、慢性腰痛、過敏性腸症候群などを持つ人では線維筋痛症がみられやすい。[1]
治療
線維筋痛症を完全に治す治療は確立していないが、症状を管理する方法がある。治療では運動や他の身体活動、心理・行動療法、薬物療法などを組み合わせることが一般的である。[1]
補完的アプローチの研究
鍼治療、マッサージ、太極拳などが研究されている。一部では痛みや他の症状の改善が報告されているが、方法によって根拠の質は異なる。バイオフィードバック、マインドフルネス、運動療法、リラクセーション療法などでは根拠が十分でない領域もある。[2]