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効果量

2026年8月18日 22:01 / 雨崎ハーリィ に保存された版

効果量は、群間差や変数間の関連など、観察された効果がどの程度大きいかを表す指標である。統計学的有意差とは別に、結果の実質的・臨床的な大きさを判断するために用いられる。[1]

統計学的有意差との違い

P値は、帰無仮説のもとで観察結果以上に極端な結果が得られる確率を扱う指標であり、効果の大きさそのものを示さない。大規模研究ではごく小さな差でも統計学的に有意になることがあるため、P値だけで臨床的重要性を判断することはできない。[1]

効果量の役割

効果量は群間差や関連の大きさを示し、異なる研究や尺度を比較する際にも用いられる。相関係数rは代表的な指標の一つで、-1から1の範囲で線形な関連の方向と強さを表す。[1]

信頼区間との併用

効果量は、推定値の不確実性を示す信頼区間と併せて解釈することが重要である。狭い信頼区間は推定の精度が高いことを示し、広い区間は真の効果の大きさに不確実性が大きいことを示す。[1]

エビデンス・科学的評価

研究結果の解釈では、統計学的有意性だけでなく、効果量、信頼区間、患者にとって意味のある変化かどうかを併せて見ることが推奨される。[1]

安全性・注意点

大きな標本では小さな差が有意になり得る一方、小さな標本では意味のある効果を見逃すことがある。効果量をP値だけから判断しないことが重要である。[1]