概要
朝起きられないという訴えは、単に睡眠時間だけでなく、睡眠の質、夜間の中断、日中の眠気、生活リズムなどと関係して考える必要がある。睡眠は脳と身体の機能が活動を続けながら回復を支える自然な過程であり、睡眠の質が悪いと疲労感だけでなく、身体面・精神面・思考・日常生活機能にも影響し得る。[1]
関係する睡眠の問題
睡眠障害には、不眠、睡眠時無呼吸などの睡眠関連呼吸障害、むずむず脚症候群などの睡眠関連運動障害、過眠症、概日リズム睡眠覚醒障害、睡眠時や入眠・覚醒時に起こる異常行動などが含まれる。概日リズム睡眠覚醒障害は、適切な時刻に眠ることや起きることが難しくなる問題として説明されている。[1]
確認の視点
睡眠障害の評価では、医療者が病歴と睡眠歴を確認し、身体診察を行う。必要に応じて睡眠検査が行われ、脳波、眼球運動、呼吸、血圧、心拍、筋活動などが記録されることがある。[1]