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良性発作性頭位めまい症(BPPV)

2026年8月13日 14:23 / 雨崎ハーリィ に保存された版

良性発作性頭位めまい症(BPPV)は、特定の頭位変化によって数秒から数分程度の回転性めまいが誘発される内耳の疾患である。内耳の半規管内へ耳石が入り込むことが主な仕組みとなる。[1][2]

仕組み

半規管は内部の液体の動きを利用して頭の位置や動きを脳へ伝える。小さなカルシウムの粒である耳石が半規管へ移動すると、頭位変化に対して誤った動きの信号が生じ、めまいを起こす。[1][2]

症状

寝返りや上を向くなど特定の頭位で突然回転感が起こり、バランス低下、吐き気、嘔吐、眼振を伴う場合がある。発作自体は短時間であることが多い。[1]

診断

代表的な検査はDix-Hallpike法で、頭位を変えたときのめまいと眼振を確認する。結果が明確でない場合や他疾患が疑われる場合には神経学的検査や画像検査などを行うことがある。[1]

治療

Epley法は頭を順番に動かし、半規管内の耳石を別の場所へ移動させる耳石置換法である。必要に応じて反復し、自宅での別の頭位治療や前庭リハビリテーションを行うこともある。[1][2]

関連項目

味覚・嗅覚障害めまい突発性難聴を参照。

エビデンス・科学的評価

BPPVはEpley法などの耳石置換法で改善することが多いが、治療後に再発する場合もある。[1][2]

安全性・注意点

Epley法の最中に強いめまい、吐き気、まれに嘔吐が起こる場合がある。最近の頸部・脊椎の問題や網膜剥離などがある人では適さない場合がある。めまいに加えて筋力低下、ろれつ困難、視覚異常などがある場合は、より重い原因を考えて速やかな医療評価が必要となる。[1][2]