概要
アセトアミノフェンは軽度から中等度の疼痛や発熱に広く使用され、単独または他の鎮痛薬と組み合わせて用いられる。抗炎症作用はNSAIDsほど強くない。[1]
作用・使用
経口、直腸、静脈内など複数の投与経路があり、年齢や体重、肝機能などに応じて用量が設定される。多くの市販薬や配合薬にも含まれるため、総摂取量の確認が重要となる。[1]
作用機序
アセトアミノフェンは解熱・鎮痛作用を持つが、末梢での抗炎症作用はNSAIDsほど強くない。中枢神経系でのプロスタグランジン生成抑制など複数の機序が関与すると考えられている。[1]
用量と肝障害
通常量では広く用いられる薬だが、過量摂取では肝毒性のある代謝物が増え、重篤な肝障害を起こし得る。複数の市販薬に同成分が含まれる場合があり、重複摂取にも注意が必要である。[1]
解毒
アセトアミノフェン中毒ではN-アセチルシステインが解毒薬として用いられ、早期投与ほど効果が高い。過量摂取が疑われる場合は症状が軽くても迅速な評価が必要となる。[1]