黄熱は、感染した蚊が媒介する黄熱ウイルスによる感染症である。軽症で回復する場合もあるが、重症化すると肝・腎障害、出血、ショックなどを起こす。[1]
概要
黄熱は南米やサハラ以南のアフリカでみられる蚊媒介感染症で、感染した蚊に刺されることで発症する。症状は通常、感染後3〜6日で現れる。[1]
症状
初期には発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、食欲低下、嘔吐、黄疸などがみられる。いったん症状が軽くなる人もいるが、一部は再び悪化し、心臓・肝臓・腎臓の障害、出血、けいれん、せん妄、昏睡などに至る。[1]
検査と対応
渡航歴や症状を確認し、血液検査で診断する。特異的治療薬はなく、静脈内輸液、重い出血に対する血液製剤、腎不全に対する透析などの支持療法が中心となる。ワクチンと蚊対策で予防できる。[1]
関連項目
ジカウイルス感染症、
チクングニア熱、
日本脳炎を参照。
エビデンス・科学的評価
診断には血液検査が用いられ、治療は支持療法が中心である。ワクチンは有効な予防手段である。[1]
安全性・注意点
重症黄熱では内出血、DIC、肝不全、腎不全、ショック、昏睡、死亡が起こり得る。流行地域への渡航後に発熱や黄疸がある場合は速やかな評価が必要である。[1]
カテゴリ:感染症 / 症状・疾患
タグ:ウイルス / 蚊 / 黄熱