視野検査

最終更新:2026年8月20日

視野検査は、注視点を見たまま認識できる範囲と感度を測定し、緑内障、視神経疾患、網膜疾患、脳・視覚路病変などを評価する検査である。[1]

検査の考え方

視野は、視線を一定に保ったときに見える空間の範囲である。自動視野計では、異なる位置・明るさの光刺激を提示し、患者が見えたかどうかの応答から各部位の網膜感度を地図化する。[1]

Humphrey視野検査

Humphrey視野計では24-2、30-2、10-2など複数の測定プログラムがあり、中心から周辺まで目的に応じた領域を測定する。結果には総偏差、パターン偏差、信頼性指標などが表示され、病変の分布と進行を評価する。[1]

利用

緑内障では鼻側階段や弓状暗点など特徴的な視野欠損がみられ、経時的な進行評価にも用いられる。虚血性視神経症視神経炎、乳頭浮腫神経学的病変などでも視野パターンが病変部位の推定に役立つ。[1]

緑内障での利用

自動視野検査では視野内の複数地点へ光刺激を提示し、見えたかどうかから感度を数値化する。緑内障では視神経障害による視野欠損の検出と経時変化の評価に用いられ、検査の信頼性指標も合わせて確認する。[1]

エビデンス・科学的評価

自動視野検査は緑内障の診断・進行評価だけでなく、視神経・網膜・視覚路の障害を機能面から評価する重要な検査である。[1]

安全性・注意点

視野検査は患者の注視とボタン反応に依存し、学習効果、疲労、固視不良、偽陽性・偽陰性などで結果が変わる。信頼性指標を確認し、疑わしい結果は再検や他の眼科所見と合わせて判断する。[1]

参考文献・参考情報

  1. NCBI Bookshelf: Humphrey Visual Field ↩本文

カテゴリ:検査・評価 /

タグ:眼科検査 / 緑内障 / 視野

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