腱鞘炎は、筋肉と骨をつなぐ腱を包む腱鞘の内側に炎症が起こる状態である。手首や手、足首、足などで起こりやすく、痛み、腫れ、動かしにくさなどを生じる。[1]
原因
腱鞘炎の原因は不明なこともあるが、炎症を起こす病気、感染、けが、使いすぎ、負担などが原因となることがある。手首・手・足首・足では関節をまたぐ腱が長いため起こりやすいが、どの腱鞘にも生じ得る。[1]
症状
主な症状は、関節を動かしにくい、患部の腫れ、関節周囲の痛み・圧痛、動かしたときの痛み、腱に沿う発赤や痛みなどである。発熱、腫れ、発赤があり、とくに傷や刺し傷の後に出現した場合は感染が疑われる。[1]
診断と治療
診察では腱に触れたり伸ばしたりし、関節を動かしたときの痛みなどを確認する。治療の目的は痛みと炎症を減らすことで、安静、装具による固定、温冷罨法、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、副腎皮質ステロイド注射などが用いられることがあり、まれに手術が必要となる。[1]
エビデンス・科学的評価
MedlinePlusは、腱鞘炎の多くは治療により回復するとしている。一方、使いすぎが原因で原因となる活動を続ける場合は再発しやすく、腱の損傷があると回復が遅れたり慢性化したりすることがある。[1]
安全性・注意点
感染性腱鞘炎は速やかな治療が必要であり、抗菌薬や、重症では緊急手術が必要となることがある。手・手首・足首・足に赤い筋が見える、傷の後に発熱・腫れ・発赤が出るなど感染を疑う所見がある場合は、早急な医療評価が必要である。[1]
カテゴリ:疼痛 / 症状・疾患 / 筋肉
タグ:腱 / 腱鞘 / 腱鞘炎
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腱鞘炎
腱鞘炎は、筋肉と骨をつなぐ腱を包む腱鞘の内側に炎症が起こる状態である。手首や手、足首、足などで起こりやすく、痛み、腫れ、動かしにくさなどを生じる。
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