構成
登録資料の実施法では、4mの通常歩行、上肢を使わない5回の椅子立ち上がり、段階的な立位バランスの3課題を行う。各課題は0〜4点で、点数が高いほど良好な身体機能を示す。[1]
総合評価
3課題の点数を合計して下肢機能を総合的に評価する。歩行速度だけでなく、立ち上がり能力とバランスを合わせて確認できる点が特徴である。[1]
転倒との関係
高齢者を対象とした研究では、SPPB全体および各構成課題の低い成績が、その後1年間の転倒リスク増加と関連していた。[1]
3つの課題
SPPBは立位バランス、歩行速度、椅子からの立ち上がりという3種類の課題で下肢機能を評価する。各項目を点数化し、合計点が低いほど身体機能が低いことを示す。[1]
予後予測への利用
高齢者を対象とした研究では、SPPBの低い得点は将来の移動能力低下、入院、死亡などと関連した。簡便な機能評価として有用だが、研究対象やカットポイントを別の集団へそのまま当てはめることはできない。[1]