血清マグネシウム

最終更新:2026年8月15日

血清マグネシウム検査は、血液中のマグネシウム濃度を測る検査である。マグネシウムは神経、筋肉、心臓、骨などの正常な働きに関わる電解質である。[1]

概要

マグネシウム筋肉神経心臓の働き、血圧血糖の調節、免疫系などに関係する。体内の大部分は組織や骨に存在し、血液中にある量は少ない。腎臓が体内量の調節に関与する。[1]

検査の利用

低マグネシウム血症または高マグネシウム血症が疑われる場合や、慢性腎臓病、コントロール不良の糖尿病、アルコール使用障害、吸収不良、慢性下痢などがある場合に測定される。カルシウム、カリウム、リンの異常原因を調べる際にも利用される。[1]

低値と高値

低値は摂取不足、吸収不良、薬の影響、下痢、糖尿病などによる喪失増加などで起こることがある。高値はサプリメント、下剤、制酸薬、薬剤などからの過剰摂取や、腎臓から十分に排泄できない状態に関連し、腎不全で多くみられる。[1]

検査の限界

体内のマグネシウムの大部分は血液外にあるため、血中値が正常でも体内貯蔵量が少ない場合がある。必要に応じて尿中マグネシウムなど別の検査が行われることがある。[1]

エビデンス・科学的評価

血清マグネシウムはマグネシウム異常の評価に用いられるが、血中に存在する量は体内総量の一部であるため、他の検査や臨床状況と合わせて判断する。[1]

安全性・注意点

極端なマグネシウム異常は不整脈、けいれん、心停止など重い症状につながることがある。サプリメントやマグネシウムを含む下剤・制酸薬も検査値に影響し得る。[1]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus: Magnesium Blood Test ↩本文

カテゴリ:代謝 / 検査・評価

タグ:マグネシウム / 血清マグネシウム / 電解質検査

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