事前計画の要素
必要なサンプルサイズを計算するには、比較したい仮説、検出したい差、統計的検出力、測定する結果の種類などを具体化する必要がある。この過程は研究課題と測定方法を明確にする役割ももつ。[1]
検出力と精度
仮説検定では目的とする差を検出できる確率を、推定では信頼区間の幅などの精度を考える。施設間比較や多重比較、対象者の偏りを調整する設計では、その構造も計算に反映する。[1]
必要人数を左右する要素
研究に必要なサンプルサイズは、検出したい差の大きさ、結果のばらつき、許容する第一種過誤、検出力などによって変わる。人数が少な過ぎると意味のある差を見逃しやすく、研究目的と解析方法に合わせて事前に計算することが重要となる。[1]
比較する割合や平均値、追跡不能例の見込み、研究デザインなどによっても必要人数は変化する。解析前に仮定を明示して計算し、過少・過大な研究を避けることが望ましい。[1]