レジスタントスターチ

最終更新:2026年8月17日

レジスタントスターチは、小腸の消化酵素で分解されにくく、大腸へ到達して腸内細菌に発酵されるデンプンである。消化性の違いに基づき複数の型に分類される。[1]

分類

物理的に消化酵素が届きにくいRSI、生のジャガイモや未熟バナナなどの顆粒構造を持つRSII、加熱後の冷却で老化したRSIII、化学修飾されたRSIV、脂質と複合体を作るRSVの五つに分類される。[1]

消化と発酵

小腸で消化されなかったデンプンは大腸へ移り、細菌によって発酵されて短鎖脂肪酸などを生じる。消化されにくさはデンプンの結晶構造、アミロース量、食品加工、共存する非デンプン成分によって変わる。[1]

食品と加工

全粒または粗挽き穀物、未加熱の特定デンプン、加熱後に冷却したデンプン食品、加工デンプンなどに含まれる。加熱・冷却・押出加工などで含有量と型が変化し、食品の食感や受容性にも影響する。[1]

エビデンス・科学的評価

一部の人での研究では、通常のデンプンをレジスタントスターチの多い食品へ置き換えると食後血糖とインスリン反応が低くなることが報告されている。一方、糖尿病、肥満、大腸がんの予防・管理に最適な種類と量には未解決の問題が多い。[1]

安全性・注意点

疾患予防を目的とした最適な使用法は確立しておらず、種類、食品加工、摂取量によって作用が異なる。出典はすべてのレジスタントスターチ製品の有害事象や安全な摂取量を確定していない。[1]

参考文献・参考情報

  1. PubMed Central: Resistant Starch—Promise for Improving Human Health ↩本文

カテゴリ:栄養・食事 / 消化器 / 糖代謝

タグ:RS / レジスタントスターチ / 食物繊維

知識マップ

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関連項目