関節可動域測定(ROM)

最終更新:2026年8月20日

関節可動域測定(ROM測定)は、関節が動く角度を測り、運動範囲の制限や変化を評価する方法である。[1]

測定器具

一般にゴニオメーター(角度計)を用い、関節指標に合わせて角度を測る。ROMには自動運動、他動運動、自動介助運動などがある。[1]

測定方法

開始位置を記録し、関節を動かした後に再びゴニオメーターを合わせて角度を読む。登録資料では自動ROMを3回測定して平均し、反対側とも比較する方法が示されている。[1]

再評価

体位によって筋、関節包、靱帯の緊張が変わり測定値に影響するため、経時比較では同じ測定姿勢と方法を保つことが重要である。[1]

能動・他動の違い

関節可動域には、自分の筋力で動かす能動可動域、他者や外力で動かす他動可動域、補助を受けながら動かす自動介助可動域がある。ゴニオメーターでは関節運動の角度を測り、経時変化や治療・リハビリテーションの効果判定に用いる。[1]

測定では関節軸、固定腕、移動腕を解剖学的指標へ合わせる。測定姿勢や代償運動を統一しないと値が変わるため、同じ方法で繰り返すことが経時比較に重要となる。[1]

エビデンス・科学的評価

ゴニオメトリーは関節可動域を角度として定量化し、治療経過、装具作製、研究などに利用される。[1]

安全性・注意点

脱臼、未治癒骨折、術後で動かすことが治癒を妨げる場合などは積極的なROM測定が適さない。痛み、炎症、骨脆弱性がある場合も慎重に行う必要がある。[1]

参考文献・参考情報

  1. NCBI Bookshelf: Goniometer ↩本文

カテゴリ:リハビリテーション / 検査・評価

タグ:ROM / リハビリ / 関節可動域

知識マップ

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関連項目