前期破水

最終更新:2026年8月20日

前期破水(PROM)は、陣痛が始まる前に羊膜が破れて羊水が流出する状態である。37週未満で起こる場合はpreterm PROM(PPROM)と呼ばれる。[1]

起こること

通常は分娩中に羊膜が破れるが、陣痛開始前に破れることがある。PROM後は多くの人が24時間以内に自然に陣痛を開始すると登録資料に記載されている。[1]

症状

主なサインは腟からの液体流出で、少量ずつ漏れることも一気に流れることもある。ゆっくり漏れる場合は尿と間違えることがある。[1]

37週未満の場合

妊娠37週未満での破水はPPROMとされ、妊娠週数が早いほど母体・胎児への影響が大きくなるため、より慎重な評価が必要となる。[1]

妊娠週数による違い

陣痛開始前に破水した状態がPROMであり、37週未満で起こる場合はPPROMと呼ばれる。PPROMでは早産や母体・胎児の感染などのリスクが高まるため、妊娠週数と母児の状態を踏まえた管理が必要となる。[1]

評価

腟から羊水と思われる液体が流れた場合は、診察で破水の有無を確認し、妊娠週数、感染徴候、胎児状態などを評価する。管理方針はこれらの条件によって異なる。[1]

エビデンス・科学的評価

PROMは陣痛前の破水として扱われ、感染、羊膜への過度な伸展、喫煙、子宮頸部への処置歴などがリスク因子として挙げられているが、明らかなリスク因子がないことも多い。[1]

安全性・注意点

破水が疑われる液体流出がある場合は医療者へ連絡する必要がある。特に37週未満のPPROMは早産や感染などの問題につながるため、速やかな評価が重要である。[1]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus: Premature Rupture of Membranes ↩本文

カテゴリ:婦人科 / 症状・疾患

タグ:分娩 / 妊娠 / 破水

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関連項目