最終更新:2026年8月20日

橋は中脳と延髄の間に位置する脳幹の一部で、大脳・小脳・脊髄間の情報伝達や呼吸、睡眠、脳神経機能などに関与する。[1]

概要

橋は腹側部と背側部に分けられ、腹側には橋核や大脳から下行する神経線維、背側には網様体や複数の脳神経核などが存在する。[1]

構造と機能

小脳との連絡を通じて運動調節に関与し、顔面感覚・顔面運動、眼球運動、聴覚・平衡などに関わる脳神経系の核や線維も含む。[1]

位置

橋は脳幹の一部で、中脳延髄の間に位置し、小脳とも多数の神経線維で連絡する。腹側には橋核や皮質脊髄路、皮質橋路などがあり、橋核からの線維は中小脳脚を通って小脳へ向かう。[1]

神経核と伝導路

橋には三叉神経、外転神経、顔面神経、前庭神経などに関係する核があり、顔面の感覚・運動、眼球運動、聴覚・平衡感覚などに関与する。また上行・下行する多数の神経路が通過する。[1]

背側橋

橋の背側部は被蓋と呼ばれ、網様体、内側縦束、青斑核など複数の構造を含む。病変の位置によって脳神経症状と長い神経路の障害が組み合わさって現れることがある。[1]

エビデンス・科学的評価

橋は単なる中継路ではなく、運動、感覚、自律機能、睡眠・覚醒などを担う多くの回路が集まる脳幹部位である。[1]

安全性・注意点

橋の病変は顔面麻痺、眼球運動障害、感覚・運動障害、意識や呼吸への影響などを起こし得る。急性の脳幹症状は緊急評価が必要となる。[1]

参考文献・参考情報

  1. NCBI Bookshelf: Neuroanatomy, Pons ↩本文

カテゴリ:人体・生理 / 神経

タグ: / / 脳幹

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関連項目