構成
血漿は淡黄色の液体で、約90〜92%が水である。主なタンパク質としてアルブミン、各種グロブリン、フィブリノゲンなどを含み、さらに電解質、栄養素、ホルモン、溶存ガス、代謝産物などが存在する。[1][2]
血球との関係
赤血球、白血球、血小板は血漿中に浮遊して血液を構成する。血漿は単なる液体の土台ではなく、全身の臓器や組織の間で物質を運ぶ循環媒体として働く。[1][2]
主な働き
血漿は栄養素、ホルモン、代謝産物などを輸送し、体液量、浸透圧、酸塩基平衡の維持に関与する。免疫グロブリンや補体は感染防御に、フィブリノゲンなどの凝固因子は止血に関わる。[2]
アルブミン
アルブミンは最も多い血漿タンパク質で、血管内の膠質浸透圧の維持に重要である。また脂肪酸、ビリルビン、カルシウム、さまざまな薬物などの運搬にも関与する。[2]
血清との違い
血漿は抗凝固剤を加えた血液から細胞成分を分離して得られる。これに対し血清は血液が凝固した後に残る液体で、フィブリノゲンや凝固過程で消費された多くの凝固因子を含まない。[2]