概要
頭頂葉は中心溝の後方に位置し、後方では後頭葉と接する。一次体性感覚野を含み、身体各部から届く感覚情報を受け取る。[1]
体性感覚
皮膚の感覚受容器や固有受容器からの情報が頭頂葉へ伝えられ、触覚、圧覚、身体位置などの知覚に利用される。過去の経験と統合しながら身体や空間を認識する働きにも関与する。[1]
他領域との連携
頭頂葉は前頭葉、後頭葉、側頭葉などと連絡し、感覚情報を運動計画、視覚情報、注意・空間認知などと統合する。[1]
感覚情報の統合
頭頂葉は体性感覚情報の処理に加え、視覚など他の感覚情報を統合し、身体と周囲空間の位置関係を把握する働きに関与する。病変の側や部位によって、感覚障害、空間認知障害、失行、半側空間無視などが現れることがある。[1]
左優位半球の障害では計算、書字、左右識別などに影響し、右優位半球では空間への注意障害が目立つなど、左右で症状の現れ方が異なることがある。[1]