角膜厚測定

最終更新:2026年8月20日

角膜厚測定は、角膜の厚さを測定し、円錐角膜などの角膜疾患評価、屈折矯正手術の適応判定、眼圧測定値の解釈などに用いる検査である。[1]

測定の目的

角膜厚は角膜形状評価の重要な要素であり、角膜拡張症の検出、屈折矯正手術前後の評価、眼圧値の補助的解釈などに利用される。角膜の厚さを位置ごとに地図化することで、局所的な菲薄化も評価できる。[1]

測定方法

角膜厚はScheimpflug撮影や前眼部OCTなど複数の角膜画像検査で評価できる。前眼部OCTは赤外光を用いて角膜の断面を描出し、中心角膜厚を再現性よく測定できる。[1]

結果の利用

角膜厚だけでなく、前面・後面の曲率や形状を合わせて評価することで、円錐角膜や屈折矯正手術後の角膜変化をより詳しく把握できる。装置ごとに測定原理が異なるため、異なる機器の値を単純に同一視しないことも重要である。[1]

眼圧との関係

角膜厚は眼圧測定値の解釈に影響するため、緑内障評価で中央角膜厚を測ることがある。角膜厚測定は超音波法や光学的な方法で行われ、角膜疾患や屈折矯正手術前の評価にも用いられる。[1]

エビデンス・科学的評価

角膜厚を含む角膜トモグラフィは、円錐角膜リスクや屈折矯正手術適応の評価に重要で、前眼部OCTは高解像度かつ再現性のある中心角膜厚測定を行える。[1]

安全性・注意点

角膜トポグラフィやトモグラフィは非侵襲的で大きな検査リスクはないが、眼球運動や固視不良で測定誤差が生じる。機器ごとの特性を踏まえて結果を解釈する必要がある。[1]

参考文献・参考情報

  1. NCBI Bookshelf: Corneal Imaging — Pachymetry ↩本文

カテゴリ:検査・評価 /

タグ:眼圧 / 緑内障 / 角膜

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