概要
網膜神経節細胞の軸索が集まって視神経を形成し、眼窩から視神経管を通って頭蓋内へ入る。左右の視神経は視交叉で一部の線維が交叉する。[1]
構造と機能
視交叉後は視索となり、主に外側膝状体へ情報を送り、その後視放線を通じて後頭葉の視覚皮質へ伝達される。[1]
視覚以外の経路
視神経の線維は外側膝状体だけでなく、視交叉上核、視蓋前域、上丘などにも投射する。視交叉上核への入力は概日リズムに関係し、視蓋前域への入力は対光反射に関与する。[1]
対光反射
視神経は瞳孔対光反射の求心路を担うため、視神経が障害されると相対的求心性瞳孔障害などの異常がみられることがある。[1]
障害部位と視野
視交叉より前の視神経障害では同側眼の視力・視野が障害され、視交叉の障害では両眼の耳側視野が失われることがある。障害部位によって特徴的な視野欠損が生じる。[1]