新生児呼吸窮迫症候群(RDS)は、主に早産児で肺の成熟が不十分なために起こり、呼吸が困難になる病態である。[1]
原因
主な原因は肺胞を開いた状態に保つサーファクタントの不足である。早産であるほど発症リスクが高く、肺の発達に関わる遺伝的問題が原因となる場合もある。[1]
症状・診断
出生直後から多呼吸、浅い呼吸、鼻翼呼吸、呻吟、胸壁の陥没、チアノーゼ、無呼吸などがみられることがある。血液ガス、胸部X線、感染を調べる検査などで評価する。[1]
治療
酸素投与、サーファクタント投与、必要に応じた人工呼吸管理やCPAPなどで呼吸を支える。体温、栄養、輸液、感染なども慎重に管理する。[1]
発症リスク
早産以外にも、母体の糖尿病、満期前の帝王切開や分娩誘発、多胎妊娠、児への血流が低下する分娩上の問題などが発症リスクを高める。出生直後から新生児呼吸管理に慣れた医療チームが対応することが重要となる。[1]
エビデンス・科学的評価
サーファクタント補充や呼吸補助は新生児RDSの重要な治療であり、CPAPによって人工呼吸や追加のサーファクタント投与を避けられる場合がある。[1]
安全性・注意点
酸素や人工呼吸は救命に重要だが、過剰な酸素や高い気道圧は肺などへ害を及ぼし得るため、新生児医療の専門チームによる厳密な監視が必要である。[1]
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新生児呼吸窮迫症候群
新生児呼吸窮迫症候群(RDS)は、主に早産児で肺の成熟が不十分なために起こり、呼吸が困難になる病態である。
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