代謝当量(MET)

最終更新:2026年8月20日

代謝当量(MET)は、身体活動で使うエネルギーまたは酸素量を、安静に座っているときの消費量を1として表す絶対的な運動強度の単位である。[1]

絶対的な強度の尺度

活動が激しくなり身体の仕事量が増えるほどMETは高くなる。CDCは3~5.9 METを中強度、6 MET以上を高強度の身体活動として示している。[1]

相対強度との違い

METは個人の心肺体力を考慮しない絶対強度である。一方、相対強度は本人にとってのきつさで表し、同じ活動でも体力によって中強度か高強度かが変わり得る。[1]

活動例の比較に使う

METを使うと、異なる身体活動が安静時の何倍程度のエネルギー消費に当たるかを共通尺度で比較できる。中強度は3〜5.9 MET、高強度は6 MET以上が目安とされる。[1]

個人のきつさとは別

METは絶対的な活動強度であるため、同じMETの運動でも高齢者や体力の低い人には強い負荷となり、体力の高い人には軽く感じられることがある。相対強度の評価と使い分ける必要がある。[1]

エビデンス・科学的評価

CDCはMETのほか、0~10の自覚的運動強度や、会話はできるが歌えない程度を中強度の目安とするトークテストを紹介している。[1]

安全性・注意点

同じMETの活動でも本人への負担は異なるため、絶対強度だけでなく、自覚的なきつさ、呼吸、会話のしやすさも合わせて強度を判断する必要がある。[1]

参考文献・参考情報

  1. CDC: How to Measure Physical Activity Intensity ↩本文

カテゴリ:代謝 / 検査・評価 / 運動

タグ:MET / エネルギー消費 / 代謝当量 / 身体活動強度

知識マップ

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関連項目