生活習慣病

最終更新:2026年8月14日

生活習慣病は、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が発症や進行に関与する疾患群である。ただし、発症には遺伝的要因や社会・環境要因なども関わる。[1]

概要

生活習慣病という考え方は、病気の発症や進行に生活習慣が関係することに着目したものである。がん心疾患、脳血管疾患、糖尿病慢性閉塞性肺疾患(COPD)などがこの枠組みで扱われることがある。[1]

成立した背景

日本では1996年頃から「生活習慣病」という用語が使われるようになった。それ以前に用いられていた「成人病」が加齢に着目した概念であったのに対し、生活習慣病は食事、運動、休養、喫煙飲酒など、発症・進行に関与する生活上の要素に着目した概念である。[1]

含まれる疾患

生活習慣病の範囲には明確に一つの定義があるわけではないが、健康日本21では、がん、循環器病、糖尿病、COPDなどが位置づけられている。食習慣、運動習慣、喫煙、飲酒と関連する疾患として、肥満脂質異常症、高血圧、循環器病、大腸がん、歯周病、アルコール性肝疾患なども例示されている。[1]

生活習慣以外の要因

生活習慣病は、生活習慣だけを原因とする病気ではない。遺伝要因や外部環境要因など、個人の責任に帰すことのできない複数の要因が発症に関係する。そのため、病気を本人の生活習慣だけの責任とみなすことは適切ではない。[1]

エビデンス・科学的評価

生活習慣病という概念は、発症後の治療だけでなく、生活習慣に着目した一次予防を重視するために導入された。一方で、発症には生活習慣以外の要因も関わる。[1]

安全性・注意点

生活習慣病の発症を個人の責任だけに帰すことはできない。遺伝要因や社会・環境要因も関係するため、疾患や患者への偏見につながらないよう配慮が必要である。[1]

参考文献・参考情報

  1. 厚生労働省 健康日本21アクション支援システム: 生活習慣病とは? ↩本文

カテゴリ:生活習慣 / 症状・疾患

タグ:慢性疾患 / 生活習慣 / 生活習慣病

関連項目