甘草(リコリス)

最終更新:2026年8月20日

甘草(リコリス)は、Glycyrrhiza属植物の根を利用するハーブで、伝統医学や食品の香味料として長く使われてきた。甘味成分のグリチルリチンは、過量または長期摂取で重い有害作用を起こすことがある。[1]

概要

甘草は咳、喘息、創傷などを含む多様な目的で伝統的に利用され、現在は消化器や呼吸器などの健康を目的とするサプリメントや外用製品として販売されている。[1]

研究対象

口内炎では甘草の洗口・うがいが潰瘍の大きさや痛みを減らす可能性があり、挿管後の咽頭痛予防にも有益である可能性が示されている。アトピー性皮膚炎熱傷への外用利用については予備的研究にとどまる。[1]

グリチルリチンの安全性

甘草に含まれるグリチルリチンを多量または長期間摂取すると、血圧上昇、低カリウム血症不整脈などの重い副作用を起こすことがある。心疾患や腎疾患のある人、妊娠中の人、特定の薬を使用している人では特に注意が必要である。[1]

関連項目

アシュワガンダ黄耆(アストラガルス)雷公藤(サンダーゴッドバイン)

エビデンス・科学的評価

甘草について一部の口腔・咽頭症状や外用用途で効果が示唆されるが、全体として特定の健康状態への使用を明確に支持する高品質な根拠は十分ではない。[1]

参考文献・参考情報

  1. NCCIH: Licorice Root ↩本文

カテゴリ:ハーブ・生薬 / 伝統医学 / 自然物・栄養

タグ:グリチルリチン / ハーブ / 甘草

知識マップ

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