概要
喉頭はおおむね第3〜第7頸椎の高さに位置し、上方は咽頭、下方は気管へ続く。複数の軟骨、筋、靱帯から構成され、上端には喉頭蓋がある。[1]
気道保護
嚥下時には喉頭の構造が協調して下気道への食物や液体の侵入を防ぐ。喉頭は呼吸の通路であると同時に、誤嚥を防ぐ防御機構として重要である。[1]
発声
喉頭内には声帯があり、呼気によって振動することで音を作る。喉頭筋による声帯の位置や張力の調節が、発声や声の高さに関与する。[1]
三つの役割
喉頭は空気の通り道を保つだけでなく、嚥下時に下気道へ食物が入るのを防ぎ、声帯の振動によって発声にも関与する。喉頭蓋や声門、声帯、複数の軟骨・筋が協調して呼吸、嚥下、発声を切り替える。[1]
喉頭の感覚・運動には迷走神経の上喉頭神経と反回神経が重要で、これらの障害は嗄声、嚥下・誤嚥、呼吸の問題につながることがある。[1]