漸増運動での変化
運動強度を徐々に上げると、血中乳酸は初めは緩やかに、その後より急速に増える。この曲線上の変化点を一つの値で表す方法の一つが乳酸閾値である。[1]
運動強度への利用
乳酸閾値は持久的な運動能力の予測や運動強度の設定に用いられ、疾患のある人とない人の双方で臨床運動負荷試験や体力評価に利用される。[1]
運動強度との関係
運動強度を徐々に上げると、ある強度を境に血中乳酸濃度が安静時の水準から持続的に上昇し始める。この変化を乳酸閾値として運動耐容能や持久性の指標に用いる。[1]
測定法の違い
乳酸閾値の決定には、固定した乳酸濃度を用いる方法、ベースラインからの上昇をみる方法、曲線の変曲点を求める方法など複数の定義があり、方法によって得られる値が異なる。[1]
解釈
乳酸値は採血部位、運動プロトコル、測定機器、食事や運動歴などの影響を受けるため、異なる方法で得た閾値を単純に比較しないことが重要である。[1]