乳酸検査は、血液中などの乳酸濃度を測定し、乳酸アシドーシスの評価や原因となる病態の重症度・経過の把握に用いる検査である。[1]
概要
乳酸は、細胞がエネルギーを作る過程で生じる物質であり、酸素が十分に利用できない状況では産生が増える。乳酸検査では主に血液中の乳酸を測定し、場合によっては髄液が用いられる。[1]
利用
検査は乳酸アシドーシスの診断や重症度の評価、乳酸が高くなる原因疾患の経過観察などに用いられる。乳酸高値だけでは原因を特定できないため、症状、病歴、他の検査結果と合わせて判断する。[1]
結果の見方
血中乳酸の上昇は、組織への酸素供給や利用が不足する病態、重い感染症、循環障害、特定の薬剤などさまざまな原因で起こり得る。乳酸アシドーシスでは乳酸上昇と血液の酸性化がみられ、原因に応じた治療が必要となる。[1]
髄液検査
髄液中の乳酸が高い場合は細菌性髄膜炎が示唆され、正常または軽度上昇ではウイルス性髄膜炎が示唆されることがある。ただし診断は他の検査と合わせて行う。[1]
エビデンス・科学的評価
乳酸値は乳酸アシドーシスや重症病態の評価に役立つが、単独では原因を特定できず、臨床所見や他の検査と組み合わせて解釈する。[1]
安全性・注意点
乳酸アシドーシスは重い基礎疾患に伴うことがあり、治療は乳酸値そのものではなく原因となる病態への対応が中心となる。[1]
カテゴリ:代謝 / 検査・評価
タグ:乳酸 / 代謝 / 血液検査
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乳酸
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